先住犬がいた我が家では、元々多頭飼いを望んでいた訳ではありませんでした。子どもたちが「しつけ方教室」に参加するためにセンターを訪れた時、たまたま成犬譲渡の犬舎にいた白い犬を娘が気に入ったのがきっかけで、スズはうちの家族になりました。うちに来ると早速スズは先住犬のミントと喧嘩。結果、後からきたスズがお姉さんになる格好で2頭の関係は収まりがついたようです。その後は、やんちゃで手を焼いていた先住犬のミントを常にお姉さん役のスズがしつけてくれる関係になり、2頭になって手間がかかるどころか、かえって楽になりました。家族ひとりひとりの気持ちや空気を常に読んでくれるスズには感服です。どんな経緯で彼女がセンターに収容されていたのか分かりませんが、うちの家族になってくれて本当に感謝です。一週間「どうしてもあの白い犬がいい」と訴え続けた娘に、今は心からありがとうと言いたい気持ちです。