父の体調が優れなかった時期に、「犬を迎えたら少しは気晴らしになるかな」と思い、犬を迎えることを考え始めました。インターネットで調べる中で知ったのが、栃木県動物愛護指導センターの子犬の譲渡でした。センターでは譲渡予定の子犬を実際に見ることができます。見学に行ったとき、ちょうど捕獲されたばかりで、これからシャンプーをするという生後1カ月ほどの小さな子犬がいました。それが、さくらです。ひと目見た瞬間に「この子だ」と思いました。その後は週に3回ほど会いに通い、申し込みの日には朝一番に並んで、第一希望にさくらの番号「7」を書きました。他にも7頭ほどの子犬がいましたが、私たちの中では「さくらしかいない」という気持ちでした。さくらはとても優しくて、そして怖がりな性格。家の敷地から外に出られるようになるまで、1年ほどかかりました。それでも少しずつ経験を重ね、今ではいろいろな場所へ一緒に出かけ、たくさんの人やワンちゃんと触れ合えるようになりました。「今度はさくらとあそこへ行こう」と、お出かけの予定を立てる時間も楽しみのひとつです。両親やパートナーにもとても可愛がられていますが、それ以上に、私たち人間のほうがさくらからたくさんの癒しをもらっていると感じています。